【ガジェット製作日記】スマホアイテムを作りたい。作る。
薫です。
今後やっていくことの一環として、【プロダクトデザイン】があります。
簡単に言えば、モノを作って、生産して、売り場を作って、販売すること。
とはいえ、僕らはそれを中心に仕事をしてきたことはありません。だから、大切にしたいことは別にあります。
それは、「そのプロダクトと共に、使ってくれる人の生活もデザインすること」です。
(なんか業界によってはよく耳にする言葉になってしまった。。)
今の世の中は、モノが溢れていると言われています。
それによって何が起こるかというと、多くの商品に関して「良いものなのに売れない」という現象が頻発するということです。
秋葉原とかに行くと、中国のどことも知らない工場が作っているけど、興味深いアイデア商品がいろいろなところに置いてあったりなんかします。でも、一般の人は誰一人として知らない。良くあることです。
これは、製作者側(技術者=理系)と販売側(文系)が全く異なる性質を持っており、
「面白いのに売れない」商品は、技術者側が商品を「作って終わり」というフェーズで終えてしまうことが多くあることに起因しています。
(大手はそこまでの道筋がしっかりと構築されているため、別です)
「面白い商品を作ったけど、売れない(=売り方がわからない)」といった商品って、もったいないと思いませんか。
だから僕らは、こんなものあったら良いな、という面白い商品を考え、どのようにしたら使ってくれるか、使いたくなるか、使って欲しい人に届けるか、というところまでを整えた上で、形にしていきます。
今後、その進捗状況をここで書いていけたらなと思います。
とはいえ、作ったことないからわからないことが多すぎる。
今はそんな感じです。
何もわからない人たちが、どのようにして生産して販売まで持って行くのか。
そのあたりのハードルやそれをどのように乗り越えたのか、はたまた挫折するのか、そんなところを描いていき、誰かの参考になったら良いなと考えています。
さて。
今作ろうとしてるものは、
とあるスマホアイテム です。
(詳細は、完成時に発表します)
その作成にあたり考えたこと等、概要を書いていきます。
【考えたこと】
・自分たちが欲しいと思うものをゼロから考えたい。
・人と一緒に使う or 一緒にいるときに使うことで、楽しい/幸せと感じてもらえる商品を作りたい。
【考えたもの】
・とあるスマホ用アイテム。
・iPhone用アイテムがいいなあ。 :みんなiPhoneを使っているから。Androidより圧倒的に多い。
・ガジェット好き・マニアにだけ気に入ってもらうものではなく、多くの人が使いたくなるものがいい。
・ターゲットは若い女性。
・若い女性が欲しくなる、プロダクトやパッケージのデザイン。
・持っていることで、ステータスや女子同士のマウンティング位置を上げるアイテム。
・女性が欲しがることで、カッコつけたい・モテたい男子も持っていたくなるアイテム。
【現状の課題】
・まず作りかたがさっぱりわからん(白目):助けて欲しい。
・そもそも作れるのか?技術的に可能なのか?:昔は商品として似たものがあったっぽい。今は絶対に出回っていない。:何で?
・iPhoneはセキュリティレベルが高く、認証がないといけない。:iOSアップデートによりその様子はより強まった。認証の方法は?
・信用も資金的余裕も多くはない現状、マーケティングと資金調達方法は?:最初はクラウドファンディングが良いのでは?大手のクラウドファンディングサイトに掲載できればある程度の信用度は高まるため。かつ、ガジェット好きの一定数のviewと購入件数の確保を行なった上でターゲットとなる若い女性をページに誘導することで、二段階の顧客層にアプローチできる。
【動いた結果・新たな課題・疑問】
・似ている商品を作っている小さな会社に電凸:単にその機能・容姿を持ったものを作ることは可能。しかし、iOSのアップデート以降、動作が不安定となり生産中止となった。:どのようにすれば動作を安定させられるか?Appleの認証?
・生産をするには、最低ロット3,000〜4,000個程度が必要となる場合もある。
・調達方法は想定通りクラウドファンディングが良いのでは?:Twitterでアイデア・イラストのみをバズらせてから製作に取り掛かり、少ロット生産→販売・売り切れ→生産拡大→・・と増やしていってもいいが、技術的にはシンプルな商品のため、他に一気に大量生産される可能性もある。
・顧客の生活のデザインも含めてやりたいことから、他社には取られたくない。
・Appleの認証ってどうやったら取れるの?というか、果たして本商品は許してくれるの?
【今後】
・技術系の友人に相談。
・技術系のブログ記事を書かれている方に相談。
・クラウドファンディングサイトにも相談(できれば避ける)
・最悪、iPhoneではなくAndroid端末だけでのガジェット製作になる可能性もある(こちらであれば課題少なく実行可能。ただしあくまで最終手段。)
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